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2024.06.17
- 投資先情報
NSSKによるホテルキャッスルイングループの譲渡について
日本産業推進機構グループ(本社:東京都港区、代表:津坂純、https://www.nsskjapan.com/ 、以下「NSSK」という。)は、NSSKが管理またはサービス提供を行う投資事業有限責任組合を通じて出資する株式会社キャッスルインホテル&リゾート(本社:三重県伊勢市 https://www.castleinn.co.jp/ 、以下「ホテルキャッスルイングループ」という。)の全株式を譲渡いたしましたので、お知らせいたします。
ホテルキャッスルイングループは、豊富な観光需要、ビジネス需要を有する三重県の四日市市、鈴鹿市、津市、伊勢市において「ホテルキャッスルイン」のブランドの下、6つのビジネス・リゾートホテル(総客室数826室)を所有・運営しております。同ホテルグループは、大浴場(露天・貸切風呂含む)、大型駐車場のほか、長期滞在顧客や団体顧客向けの充実した館内設備を有し、リーズナブルな価格帯で宿泊サービスを提供することで安定した顧客基盤と高い収益性を有しております。
NSSKは、2018年8月のホテルキャッスルイングループへの投資以降、NSSK独自の経営支援パッケージである「NVP」(NSSKバリューアップ・プログラム)やメンバーが培ってきたホテル事業に対する知見を活用し、経営管理手法の導入、コンプライアンス・ガバナンス体制の強化、ESGの実践、DX化の推進、成長戦略の立案・実行など多岐に亘る支援に努めてまいりました。具体的には、経営管理体制の強化、宿泊管理システムやレベニューマネジメント手法の導入、予実管理や月次決算の早期化などの経営の高度化に取り組むとともに、OTA施策及びWebマーケティングの強化、団体営業の強化、業務効率化、清掃組織の強化、商品力強化のための各種設備投資、人材採用の強化等を通じ、三重県におけるホテルキャッスルイングループのプレゼンスの拡大を図ってまいりました。
今後、ホテルキャッスルイングループは、新たな体制の下で、更なる成長と企業価値向上を実現していけるものと、NSSKでは考えております。
NSSKは、今後も成長性及び潜在力の高い日本の魅力的な企業を主な対象とした出資活動を行い、必要な成長資金、国内外のネットワーク、事業の改善に役立つプロセス及び人材補強等を迅速且つ具体的にご提供することで、出資先企業とともに企業・株主価値の向上を実現し、日本ひいては世界の環境・社会・企業統治に貢献してまいります。