日本産業推進機構:NSSK

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2024.09.11

  • 投資先情報

NSSK IIの出資する株式会社DNSのスポーツニュートリション事業の譲渡に関する契約の締結について

日本産業推進機構グループ(本社:東京都港区、代表:津坂純、https://www.nsskjapan.com/ 、以下「NSSK」という。)は、NSSKが管理またはサービス提供を行う投資事業有限責任組合及びExempted Limited Partnership(以下、総称して「NSSK II」という。)が出資する株式会社DNS(本社:東京都港区、社長:中川淳、https://www.dnszone.jp/、以下「DNS」という。)が、同社が運営するプロテインやアミノ酸をはじめとし、スポーツ食品・サプリメントを「DNS」ブランドとして企画・販売するスポーツニュートリション事業を第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:内田高広、https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/、以下「第一三共ヘルスケア」という。)へ譲渡するための契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

DNSのスポーツニュートリション事業は、2000年に立ち上げられ、プロテインパウダーを中心にサプリメント、ドリンク等の製品展開を行いながら、トップアスリートからスポーツ愛好家まで幅広い消費者のパフォーマンス向上、健康増進を支えてきました。主力製品のプロテインパウダーについては、アスリートに必要な栄養について20年超にわたる研究・開発を継続しており、美味しさの追求も妥協しない商品開発の結果、美味しいプロテインとして高い評価を得ております。

また、スポーツ栄養学を積極的に導入しており、国際機関の最新研究結果や人間の身体で効果が実証されたエビデンスレベルの高い研究結果を商品設計のベースにし、高い効果が出る商品づくりにこだわっております。加えて、安全性・品質への強いこだわりから、多くの製品についてはアンチ・ドーピングに特化した厳しい条件に基づく審査をクリアした工場で製造されており、禁止物質の分析試験を継続的に行っております。このような強みを背景として、「DNS」ブランドはスポーツニュートリションにおける国内有数のブランドとして多くの消費者から強い支持を得ており、高いブランド認知度と安定した顧客基盤を有しております。

第一三共ヘルスケアは、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品を中心に事業を展開しているコンシューマーヘルスケア企業です。OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。このたび「DNS」を譲受することで、日々の健康に欠かせない栄養・運動分野への本格的な参入を果たし、生活者のQOL(生活の質)向上に貢献していくとのことです。

今後、第一三共ヘルスケアは自社の研究開発、製品企画、マーケティング・営業、サプライチェーン、品質保証等の各種専門機能を活用し、「DNS」のスポーツニュートリション事業の更なる成⻑と事業価値向上を実現していけるものと、NSSKでは考えております。

NSSKは、今後も成長性及び潜在力の高い日本の魅力的な企業を主な対象とした出資活動を行い、必要な成長資金、国内外のネットワーク、事業の改善に役立つプロセス及び人材補強等を迅速且つ具体的にご提供することで、出資先企業とともに企業・株主価値の向上を実現し、日本ひいては世界の環境・社会・企業統治に貢献してまいります。

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