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2024.08.02
- 新規投資
NSSKによるApaman Propertyの株式譲受に関する株式譲渡契約締結について
日本産業推進機構グループ(東京都港区 代表:津坂純 www.nsskjapan.com、以下、「NSSK」といいます。)は、NSSKが管理またはサービス提供を行う投資事業有限責任組合及びExempted Limited Partnershipを通じて、APAMAN株式会社(本社:東京都千代田区https://apamanshop-hd.co.jp/、以下、「APAMAN」といい、同社及び同社の子会社を総称して「APAMANグループ」といいます。)との間で、Apaman Property株式会社(本社:東京都千代田区 https://www.apaman-property.co.jp/、以下、同社及び同社の子会社を総称して「Apaman Propertyグループ」といいます。)の全ての株式を譲り受けるための取引(以下、「本件取引」といいます。)に係る株式譲渡契約書を締結しましたので、お知らせいたします。なお、本件取引の実行の前に、Apaman Propertyグループの九州地域の賃貸管理、サブリース、その他関連サービス事業を含む一部事業については会社分割によってAPAMANグループへ承継させることを予定しております。また、本件取引は株式会社ASNによるAPAMANへの公開買付け及びその後のスクイーズアウト手続の実施後に行われることを予定しております。
Apaman Propertyグループが営む賃貸管理、サブリース、その他関連サービスは、アパート・マンションの所有者(以下、「不動産オーナー」といいます。)から賃貸管理を受託する賃貸管理業務、不動産オーナーから不動産物件を借り上げ、Apaman Propertyグループが貸主となって入居者に賃貸を行うサブリース業務、及び関連するサービスの提供事業であり、1999年にAPAMANが設立された当初から運営され、その業歴は25年にわたります。現在では日本各地において事業を展開しており、2024年3月末現在で管理戸数は約9万戸、うち九州地域を除く本件取引の対象事業においては約7万戸に上る、日本有数の賃貸管理事業となっております。
NSSKは、安定的な成長を見込む賃貸管理市場においてApaman Propertyグループがこれまでに築き上げてきた事業基盤を生かしつつ、独自の経営支援パッケージである「NVP®」(NSSKバリューアップ・プログラム)を基に、NSSKメンバーが培ってきた知見や国内外のネットワークを活用・提供することで、適切な営業戦略による管理戸数拡大を通じた売上向上支援、M&A及び事業提携による非連続な成長支援、経営の見える化・DX化、内部管理体制の強化、コーポレート・フィロソフィーの浸透及びESG活動の推進等、次のステージに向けてさらに力強く成長するための施策の立案・実行をご支援させていただきます。なお、本件取引の対象事業をご担当の経営陣・従業員の皆様には、従来通り事業の運営を主導いただくことを想定しており、NSSKはその事業パートナーとして支援を行います。
また、APAMANブランドは維持しつつ、賃貸斡旋事業の直営店を含めたAPAMANグループとの連携、及びフランチャイズ加盟店舗との連携については、本件取引実行後においても継続することを予定しております。
NSSKは、今後も成長性及び潜在力の高い日本の魅力的な企業を主な対象とした出資活動を行い、必要な成長資金、国内外のネットワーク、事業の改善に役立つプロセス及び人材補強等を迅速且つ具体的にご提供することで、出資先企業とともに企業・株主価値の向上を実現し、日本ひいては世界の環境・社会・企業統治に貢献してまいります。