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2022.10.03
- 投資先情報
株式会社日本エナジーコンポーネンツの米沢電線株式会社からのEV急速充電コネクタ組立事業関連資産の譲受について
日本産業推進機構グループ(東京都港区 代表:津坂純 www.nsskjapan.com 、以下、「NSSK」といいます。)は、NSSKが管理またはサービス提供を行う投資事業有限責任組合及びExempted Limited Partnershipの出資先である株式会社日本エナジーコンポーネンツ(茨城県石岡市 代表:内藤淳一 jecomponents.co.jp/、以下、「JEC」といいます。)が、米沢電線株式会社(福島県郡山市 代表:中澤明 www.yonezawadensen.co.jp、以下、「米沢電線」といいます。)から電気自動車(EV)向けの急速充電コネクタ組立事業に関連する資産を譲り受けましたので、お知らせ致します。
米沢電線のEV急速充電コネクタ組立事業は2013年に量産を開始し、主にJEC(旧フジクラコンポーネンツ)を顧客として事業を行ってまいりました。国内外のEV充電スタンド向けの車体へ挿入するコネクタ及びケーブルが一体となった製品の組立てを米沢事業所で行っておりましたが、本資産譲渡に伴い事業拠点をJECの本社である石岡工場へ移管しております。
日本エナジーコンポーネンツグループは、1949年に設立された創業70年を超える茨城県石岡市に本社を置く企業グループで、主として電力会社向けに架空配電線や地中ケーブルに付属される配電製品、再生可能エネルギー関連製品やスパイラル製品を製造販売しており、近年は、EV向けの急速充電器コネクタの製造販売も手掛けています。製造拠点は、石岡工場(茨城県石岡市)、熊本工場(熊本県大津町)、台湾工場(台湾高雄市)の3か所になります。
NSSKは、米沢電線がこれまでに築き上げてきた事業基盤を生かしつつ、独自の経営支援パッケージである「NVP」(NSSKバリューアップ・プログラム)や、メンバーが培ってきた知見や国内外のネットワークを活用・提供することで、JECのEV急速充電コネクタ事業における開発・製造・販売の一気通貫での運営によるシナジーを創出するための施策の立案、実行をご支援させていただきます。